こんにちは。
前回は背面収納の造作引き戸の紹介で終わってしまいました。
いよいよ本体の収納部分のご紹介です。
タイトルの通り造作と既製品を組み合わせて使いやすい収納を目指して収納計画を立てました。
それではどうぞ。
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もくじ
《web内覧会》キッチン背面収納
背面収納全体の設計図

私が脳みそ沸騰させながら考えた収納計画表。色々と雑ですがこれでもがんばったんですよ。



現場監督が打ち合わせの時にさらっと書いてくれたもの。
現場監督さすが上手です。
冷蔵庫周り

向かって左からご紹介していきます。
エレクトララックス の電子レンジ。廃盤なのか見つかりませんでした。
単機能レンジで温めのみのシンプルなもの。
オーブンはデロンギのコンベクションオーブン。熱風調理ができるので揚げない唐揚げもできちゃいます。
揚げ物の温め直しをするとカリッカリになるので買ってきたお惣菜も美味しくなります。
旦那さんの悲願 冷蔵庫のコンセント隠し
これは旦那さんの要望で作ってもらったのですが。
冷蔵庫のコンセントの位置、みなさんどうしていますか?
本当は見えない位置にしたかったのですが、高さの指定までしっかりできておらず、コンセントは高い位置につけられていました。
アパートの時は冷蔵庫の真裏にあったので指定せずとも同じような位置に来ると思っていたんです。
思い込みはいけませんね。
気がつくのも入居して冷蔵庫が設置されてからだったのでなんとか隠す方法を旦那さんが考えました。

結果。
正面から見たところ。

見やすいように側面から。
コンセントがこんにちは。
そうです。コンセント隠しも造作していただいたんです。
電気屋さんにお願いしてコンセントの位置を替えてもらえばもらえばよかったのでは?と思わないでもないですが。
大工さんに逆L字に板を作ってもらい、内装屋さんに壁と同じ壁紙を貼ってもらい。
意外と手間かかっていますね。
冷蔵庫上のコンセントなんて見ない人の方が多いと思いますが、あの頃の旦那さんは何かに取り憑かれていたのかな?と感じざるを得ないです。
来客があってもこのコンセント隠しに気がつく人は今の所誰もいません。
両開きの冷蔵庫の扉、ぶつかり防止に使うもの

冷蔵庫つながりでご紹介しておきます。
大きな冷蔵庫って両開きドアのものが多いと思います。わがやの冷蔵庫も両開き。
背面収納にすっぽり入れたので左側は当然壁があり勢いよく開けると壁にぶつかってしまいます。

ドアも痛むし、ぶつかるところも木なので凹んだり傷がつきます。なので入居してすぐにクッションを購入して当たる部分につけました。
透明で小さいのであまり目立ちませんが、しっかりと仕事をしてくれています。
こんな感じの商品です。百均にもあったと思います。
食器棚
食器収納の希望は引き出し 造作よりも既製品がいい理由

収納計画を立てている時から食器収納は引き出しを希望していました。
引き出しを開ければ奥まで食器が見渡せるので、奥の使わない食器を無くしたかったからです。
アパート時代に使っていた食器棚は奥のものが取りづらくて手前の取り出し易い食器ばかり使っていたので、これではいけないと思い引き出しを希望しました。
当初引き出しも造作で、と考えていたのですが工務店の担当さんが使いやすさを考えたら既製品の方がいいですよ。と。
なぜか。既製品の引き出しにはほぼ全て「ソフトクローズ」がついているけれど、造作にすると(値段によるが)ソフトクローズがないので開け閉めするときに大きな音がしたり、ガタガタしてしまう。
と言われました。
ちなみにソフトクローズとはご存知の方も多いと思いますが、引き出しやドアを閉めた時に、閉まる手前でスピードがゆっくりになり優しく閉まるようになる機能です。
引き出しにソフトクローズがないとガタガタして使いにくいのは容易に想像がついたので、既製品の引き出しのみ造作収納に組み込んでいただくことになりました。
選んだのはキッチンと同じPanasonic のつもりだった
雰囲気を揃えたくてキッチン本体と同じ柄の引き出しを希望しました。
キッチン本体の仕様はコチラ。

本体はリフォムスだったのですが、同じ扉柄もありソフトクローズ機能がついているからと工務店モデル?のVスタイルを工務店の担当さんに勧められ、価格もリフォムスよりも手ごろだったのです。
でもきちんと確認すべきだったのですが、Vスタイルは低価格帯のモデルらしくリフォムスと違う部分がありました。
もちろん同じ部分もありました。
それは中の底板です。
リフォムスはお手入れもしやすく清潔感のあるステンレス。Vスタイルは板でした。
現在は食器棚シートを敷いているので特に問題はないですが、キッチンと背面収納のカップボード等を価格を抑えるために違うシリーズを採用しようとしている方、なぜ価格差があるのかをしっかりと調べてくださいね。
あと今気がついたんですが、Vスタイルは引き出しのソフトクローズ、オプションでした。
ちゃんとオプションつけてもらっててよかった。危ない危ない。
引き出しは4段で収納力アップ
高さがあるけれど使い心地は

引き出しは3段と4段があります。
収納力は…もちろん4段の方がありますよね。
そうすると高さが高くなります。この引き出しの場合だと高さ1300mm。
キッチンの高さが900mmなので写真をご覧いただくとたかさの違いがよくわかると思います。
高さは揃えが方がいいのかな、当初は思いましたが立ち上がりがあるので高低差は気にならないと考えて4段を採用しました。
結果。全然気になりません。
4段だとやはり収納力が違います。4人分の普段使いの食器がこの引き出しにすっぽりです。
高さがあっても料理をしたり作業をすることはないので高くても問題ありませんでした。
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飾り棚
隠すけれど魅せる収納

背面収納を引き戸で隠すことにしましたが、ふと考えました。
来客の時ってお茶やお菓子を出しますよね?
お茶の準備をする時に結局少しは中の様子を見られてしまうなーと気が付いて中を開けても大丈夫なように飾り棚を設置しました。
吊り戸棚のように上の方に収納を作っても使いこなせないのではないかなと思っていたので、お気に入りのカップや見せたいお鍋を置きながら、見せながら収納しています。
コチラは造作ではなく既製品です。
ウッドワン カベツケ 高さ638mmを3本 幅1260mm 奥行き(棚板)250mm ブラックです。

1886mm 1262mmもあります。
我が家が選んだのは右の高さ638mm
背面収納カウンターの高さが1000mm以上と高いので、手の届くようにと638mmを選びました。
一番上は届かないので飾り棚になっていますが、2段目、3段目は届きます。お気に入りのマグカップやお鍋を飾りながら収納しているので、キッチンを見ると気持ちが上がります。

画像お借りしました
見た目が似ているものにストリングシステムもありますね。
サイドが華奢なのでわがやのキッチンには少し雰囲気が違うかな、とウッドワンを選びました。
でもストリングシステムも素敵だったので脱衣スペースに取り付けています。

ブラックとホワイトどちらにするか

棚受けにはホワイトもあり悩みました。
ふわっとやさしい雰囲気で清潔感もあり素敵ですね。
わがやはキッチンの引き出しの取っ手や、リビングの内窓、階段の手すりもブラックを選んでいたので空間を引き締めるためにブラックを選んだのですがこれがとてもいい具合にマッチして選んでよかったです。
造作家具と同じオークの棚板
棚板はわがやの造作家具と同じオークです。設置の時に大工さんにカットしてもらいました。
全て同じ高さでもよかったのですが、アクセントをつけるためや、高さのあるものをディスプレイしたかったので真ん中の棚は半分の幅です。
棚板は乗っているだけのように見えますが、しっかりビス留めされているのでびくともしません。
まとめ
背面収納は全てを隠すつもりでしたが、見えてもいいように飾り棚をつけるという矛盾っぷり。
でもとりあえず隠せばいい場所ではなく私自身の気持ちが上がるので結果オーライ。開けた時も大事ですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。