こんにちは。
わがやの地域には「お月見どろぼう」という風習があります。
子供たちがご近所をまわりお菓子をいただいて回るという日本版のハロウィンのようなイベント。
子供たちにとっては夢のようなイベントですよね。みんな袋いっぱいにお菓子を入れて楽しそうに歩いていました。
兄妹2人分。手提げ袋にいっぱい!
しばらくおやつは買わなくても大丈夫。
さて、今回は階段をご紹介します。
場所はコチラ。
それではどうぞ。
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もくじ
《階段への要望》
・リビング階段
→家族が一日一度は顔を合わせたい
・安全な階段にしたい
→子供が小さいうちはもちろん老後も安全に
・手すりは握りやすいもの
→カクカクしていると握りづらそう
・窓をどこかにつける
→通風と採光
・階段下も収納にして有効に使う
→スペースは無駄なく使いたい
・電気は自動でつくものを採用したい
→夜階段の上り下りが危なくないように
危険がないようにするというのが一番の要望になっていますね。
《web内覧会》階段
リノベーションの壁 位置変更が難しい
そうなんです。間取りはある程度自由にできるとはいえ、階段の位置は変更が難しいです。費用ももちろんかさみますし。
幸い?わがやの物件はリビングにしたい位置のすぐそばにあったので、リビング階段にできるように階段を含んで設計してもらいました。実際リビングに入れ込んだことで天井が一部ですが抜けているので解放感もあるし、間取りも広がりました。
中古住宅購入時にある程度間取りのゾーニングをしていたので後からこうじゃない!というのがなかったのも良かったのかもしれません。
意外なメリット⁉︎ 階段横の抜けない柱
リビングの内覧会でも抜けない柱があるとご紹介しましたが、この柱が階段横にあることで一時期メリットになっていました。
それは子供が階段に上らないようにするためのベビーゲートを設置するための壁になったこと。
6歳息子は当時もう3歳を過ぎていたので大丈夫だったのですが、引っ越した当時0歳だった娘。成長してハイハイできるようになると階段にも当然興味を持ちます。
現在はもう上手に階段を上り下りするのでベビーゲートは外してしまいましたが、ハイハイを始めた当時、ここに柱がなかったらゲートの設置が難しくヒヤヒヤしていたと思います。
当時の写真がなくてすみません。
でもサイドがガラ空きなので、ソファのオットマンを立てて進入できないようにしていました。
長い目で見たら数年のことですが、その数年の間に大怪我でもしたら大変なので小さいお子さんがいる場合は階段周りにゲートがつけられるか等検討した方がいいかと思います。
今は珍しい?ストレート階段
家づくり記事を読み漁っていると、最近は折り返し階段が多いように感じます。途中で踊り場があるのでもしも階段から落ちても途中で止まるので安全性が高いと聞くので新築で家づくりを考えていた時は折り返し階段を希望していました。
でもわがやの階段はストレート。購入時点でわかっていたのでできるだけ安全に生活できるようにとお願いしました。
一階から見るとストレートですが実は2階部分は少し折り返しています。下りはじめだけ数段斜めになることで上から下まで落ちないようにと配慮してもらいました。
できることならカーブ部分が三角でなく画像のようなフラットの方が良かったのですが、場所がないので叶いませんでした。
そして予想通り鋭角の部分の掃除機がかけづらいです。
現在は一階だけで生活をしているので、実際落ちたことがなくまだ効果は不明です。
大工さんの力作 階段
階段は既製品ではなく、大工さんが作ってくれました。
わがやの造作家具と同じ素材はオークで、特に指定していなかったのですが踏み面、蹴込み板ともにオーク材。
白い蹴込みもいいかなと思っていましたが、完成品を見てわがやの雰囲気にあっていてオークで良かったと思いました。
踏み面の先端部分も滑り止めに彫ってあります。よーく見ないとわかりませんが1mmほど削ってあります。
上り下りしてもしっかりしているのがよくわかります。
階段の電気スイッチ ダウンライトとフットライト
1階スイッチはリビング階段横に。おなじみのPanasonicアドバンスシリーズ。
電気はダウンライト1灯。
2階のスイッチは迷った末にコチラに。2階に登ってすぐ右手の壁にあります。
2階に上がりきった場所にPanasonicの「かってにナイトライト」をつけてもらいました。
暗くなってから人が近づくと自動で点灯して、足元を照らしてくれます。HPによると熱線センサがついていて、温度変化で点灯するとか。ハイテクー!
ちなみにコンセントも一緒についてきますが、一度も使ったことがありません。使い道はなんなんでしょうか。
手すり2種類 木製・アイアン
2階へ向かって立っているとして、右手側がアイアン。左手側が木製。
要望にあったように、メインで使う手すりは握り心地がいいように丸いものをお願いして、あとはお任せにしていました。(家づくりにちょっと疲れた時期でもありました。)
支え(と言うのでしょうか)と先端のキャップはマットなアイアン風のブラック(プラスチック)なのでわがやのアクセントで使われている黒と合わせてあるようです。
アイアンの手すりはこれはもうデザイン重視。工務店にお願いして作ってもらいました。雰囲気が締まってとてもいいです。
取り付けるときには一度試作品を作っていただき、実際に階段に合わせて見て確認しました。制作が完了したのち立ち会って位置確認もしっかりしたのでばっちりです。
最初はアイアンの手すりは無しでオープンにしようか迷いましたが、子供が危ないなと思いやめました。オープンだと解放感もすごくあったんですが安全には変えられません。
旦那さんのこだわり 偏心窓
2階まで階段を上がり、左手にあるのがこの偏心窓。YKKapです。
偏心窓ってみなさんご存知ですか?私は全く知らなくて、旦那さんと工務店が話しているときに「ここはヘンシンマドで」「はい、ヘンシンマドですね」って言ってて、「変身?は?どんな変身するの?」と思っていたくらい。
字で見るとわかりますねえ。「偏心窓」
窓の比率が偏っているから「偏心窓」みなさんご存知でしたか?
なぜか旦那さんはこの「偏心窓」を使いたがって、満を持して登場しました。
左側はFIXで開きません。右側のみが開きます。ここは視線が気にならないように上の方にあるので、166cmの私が階段の一番上から手を伸ばしてギリギリ開く位置。
ちょっと小さめの友人は手が届かなかったので位置があと少し上だったら開かずの窓になるところでした。
鍵は戸先錠(とさきじょう)。これは「閉める」または「開ける」動作と同時に「施錠」や「解錠」が簡単にできます。
通常よくある窓と窓の間の鍵ではなく、窓を開ける取っ手部分そのものが鍵になっているので締め忘れもないし、鍵の存在がわかりづらいので防犯性も高いそうです。この鍵も旦那さんの要望。
(写真は別の場所の戸先錠です。階段上の窓は危ないので。)
ちなみにこの窓はかなり風の通りが良くて、2階だけでなく1階まで爽やかな空気が入ってきます。気候のいい時期は日中は開けっ放しにしています。
まとめ
寝室が1階にあり、階段は毎日使う場所ではないので要望していた安全性などは実感しきれていないのですが今まで怪我がないということは安全なのではないでしょうか。
デザイン的にもほぼお任せにしていた階段ですがリビングに馴染みながら解放感もあるので満足しています。
階段下収納については別記事でご紹介させてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。